うちのミニチュアシュナウザーは、口の周りが茶色く変色していました。いわゆる髭焼けです。口臭もありました。
6年かかりました。その間に歯石取りの全身麻酔を2回やり、歯もかなり抜いています。歯ブラシ、口臭防止の水、高い歯みがきジェルを何種類も、デンタルトイも試しました。
最後に効いたのは、1袋656円のシートでした。しかも効いたのは商品そのものより、毎日、時間を決めてやったことのほうだと思っています。
まず、6年でこれだけ変わりました
説明より先に、写真を見てください。

来たときから、歯周病がひどかった
うちのトリコは保護犬です。ブリーダーの繁殖を引退した犬で、5歳のときに我が家に来ました(迎えるまでの経緯は保護犬の譲渡条件と年齢制限に書いています)。
来た時点で、歯周病がひどい状態でした。口の周りは茶色く、口臭もありました。来て1か月のうちに歯石取りをして、そのとき歯も抜いています。

4年後、2回目の歯石取り。生涯3度目の全身麻酔
2024年9月28日、2回目の歯石取りをしました。全身麻酔は、これで生涯3度目です。そのときに書いた記録が残っています。
うちにやってきた時も、歯周病がひどく一度歯石取りはやったのですが、なかなか家で歯をきれいにすることは難しく、今回2度目の手術となりました。
やはり歯周病も進んでいるようで、下の前歯3本を含むかなりの歯を抜かれました。
もう次の全身麻酔は、かわいそうなので、できるだけこの状態をキープできるように、日々のケアを大切にしていこうと思います。
9歳の犬に、3度目の全身麻酔。もう次はない——そう思ったのが、本気で歯を磨くようになったきっかけです。
2回の歯石取りで、いずれも歯を抜いています。抜いた歯は、袋に入れて返してもらいました。いまも残っています。

その間、何もしていなかったわけではない
誤解のないように書いておきます。この4年間、何もしていなかったわけではありません。むしろ、いろいろ試しました。
- 歯ブラシでの歯みがき
- 飲み水に入れる口臭防止のもの
- ネットでよく売っている高い歯みがきジェル。しかも何種類も
- 噛ませるデンタルトイのようなもの
結果はどうだったか。正直に書きます。
口の周りは、来たときよりはきれいになりました。髭焼けは薄くなってきていた。そこは効いていたのだと思います。
でも、歯石と口臭は、まだまだでした。その結果が、2024年の2回目の手術です。
効いたのは、指にかぶせるシートだった
いま使っているのは、アース・ペットの「エブリデント 指サックde歯みがき」です。指にかぶせて、歯と歯ぐきを拭くタイプ。35枚入りで650円ほど。これまで買った歯みがきジェルより、はるかに安いものです。

歯ブラシは嫌がったのに、これは受け入れた
最初から素直に磨かせてくれたわけではありません。これも、すんなりとはいきませんでした。
ただ、指にかぶせるので、歯ブラシよりは抵抗がなかったのだと思います。硬いものが口に入ってくるのと、人の指が入ってくるのとでは、犬にとって全然違うのでしょう。
だんだんと、口の中をいじられること自体に慣れてきました。痛いものでも、怖いものでもないと分かってくるのだと思います。
最近では、もうすっかり慣れてしまって、上あごや、歯の裏側まで軽くこするぐらいはできるようになりました。5歳まで、口の中を触られたことがなかったであろう犬がです。
大事なのは、商品より「毎日」のほう
4年間もいろいろ試してきた立場から、正直に書きます。いちばん効いたのは、商品そのものより、毎日やったことだと思っています。
うちのやり方は、これだけです。
- 時間を決める。うちは「自分が晩ご飯を食べたあと」
- 毎日やる。気が向いたとき、ではなく毎日
- 1回に1枚
始めたのは3〜4か月前。いま使っているのが3袋目です。35枚入りが3袋なので、だいたい100日分。毎日1枚使ってきた計算と合います。
つまり1日あたり20円ほど。何種類も買った歯みがきジェルより、はるかに安く済んでいます。
3〜4か月でどうなったか

- 口の周りが白くなった。4年かけて薄くなっていた髭焼けが、ここで一気に抜けた
- 口臭が減った。近づいたときの匂いが明らかに違う
- 口の中を触らせるようになった。これが一番大きいかもしれません
同じことで悩んでいる方へ
髭焼けと口臭で悩んでいる方は多いと思います。6年やってきて言えるのは、この3つです。
- 高いものが効くとは限らない。何種類も買ったジェルより、656円のシートのほうが効きました
- 嫌がるなら、道具を変えてみる。歯ブラシがだめでも、指サックなら受け入れることがあります
- 🔴 毎日やること。時間を決めること。たぶん、これが一番効きます
もうひとつ。気づくのが遅れると、麻酔で歯を抜くことになります。うちは2回やりました。9歳で3度目の全身麻酔をかけたときの心細さは、できれば味わってほしくありません。
5歳で我が家に来て、口の中を触られることに慣れていなかった犬でも、11歳になってから変わりました。遅すぎるということはないようです。
