屋久島でレンタカーは必要か|1日だけ借りて島を1周した記録|大川の滝・千尋の滝・平内海中温泉【2008年8月】

大川の滝の入口にある「日本の滝百選 大川の滝 落差88m」の石碑と、奥に落ちる滝

2008年8月、屋久島へ2泊3日で行きました。目的は縄文杉です。当時51歳でした。

このブログは犬と車で旅をする話を書いているところですが、プロフィールにも書いたとおり、犬が来る前は、あちこちよく旅行に行っていました。そのなかでとくに印象に残っている旅を、これから何本か書いていきます。その1本目がこれです。

当時わたしは別のサイトを持っていて、そこにこの旅行記を書いていました。18年たっていまも読み返すことがあるので、文章はほとんど当時のまま、こちらへ移すことにしました。犬を飼う前の話なので、この旅にトリコはいません。

この記事は2008年8月の記録です。料金・営業時間・施設の有無は当時のものです。いま調べて分かったことは、「いま調べたら」として別に書き足しました(2026年8月時点)。出かける前に、必ず最新の情報をご確認ください。

1日目はレンタカーで島を1周した日です。本番の縄文杉は2日目。「50歳を過ぎて縄文杉に登れるのか」という話は、そちらに書きます。

目次

屋久島観光のモデルコース|レンタカー1周でまわった観光スポットと、この日の行程

8:10伊丹発 ANA541便 → 9:20 鹿児島着
9:30〜12:00鹿児島空港の周辺で時間つぶし(西郷公園/バレルバレープラハ&ゲン)
12:20鹿児島発 JAC3745便 → 12:55 屋久島着
13:00〜18:00レンタカーで島を反時計回りに1周
志戸子ガジュマル園 → 布引の滝 → 永田いなか浜 → 屋久島灯台 → 西部林道 → 大川の滝 → 屋久島フルーツガーデン → 平内海中温泉 → 千尋の滝
18:00過ぎレンタカー返却、屋久島グリーンホテル
翌朝5:10発の縄文杉ツアーに備えて就寝

この記事の内容を、対話形式の動画にまとめました。レンタカーを1日だけ借りて島を1周した話を、写真を見ながら9分半で聞けます。

屋久島にレンタカーは必要か|観光ツアーとの使い分けと、1日だけ借りるという答え

屋久島の旅で最初に迷うのが、ここだと思います。私たちの結論から書きます。

  • 1日目=レンタカー。島を1周して主な観光地をまわる。ここは車でないと無理です
  • 2日目=縄文杉ツアー。ホテルまでバスが迎えに来るので、車は不要
  • 3日目=タクシー。白谷雲水峡の往復と空港まで。荷物の預け場所まで手配してもらいました

つまりレンタカーが要るのは1日だけでした。結果的にこの組み方は正解で、3日間借りる必要はありませんでした。ただしこれは取れなかったから、そうなったのであって、ねらってこの形にしたわけではありません。(お盆だったので、そもそも空きがなかった)

もうひとつ。島の西側(西部林道)はバスが通っていません。ここを通って1周するつもりなら、車かタクシーが必要です。

屋久島2泊3日の旅|お盆でレンタカーの予約も宿も取れなかった

お盆にどこかへ行こうとは決めていたが、最後まで屋久島か北海道の利尻・礼文島か迷っていた。そんなこともあって、予約もままならぬ状況。何とか飛行機は押さえられたがホテルは連泊不可、レンタカーも借りれずと言う状況。やっぱり、お盆に旅行なんかするもんじゃないですね(^^;)

伊丹空港を出発する時に、搭乗口付近で待っていると突然アナウンスで呼び出された。初めての経験で、緊張が走る。カウンターに行って尋ねると、鹿児島から屋久島へ飛ぶ飛行機が天候によっては飛ばない可能性がある。どうしますか?という内容だった。

そんなこと聞かれても、伊丹で「じゃぁやめときます。」なんて人はいないだろう。(笑)

出発間際にたまたまニッポンレンタカーの予約ページを見ていたら、何と1日目と2日目だけワゴン車に1台空きが。。。

旅先のレンタカーと言えば、われわれ庶民には1200cc程度のコンパクトカーと相場は決まっているのだが、ワゴン車の値段はその約3倍。ここは迷いに迷ったが、1日目は半日で屋久島を1周するプラン。バスが運行していない島の西側はタクシーの利用を予定していたのでそう費用も変わらないだろうと思い切って予約を入れた。2日目は早朝から縄文杉ツアーの予定なので、1日目だけの予約である。

鹿児島空港での乗り継ぎ3時間|西郷公園とバレルバレープラハ&ゲン

鹿児島空港に到着したのが9時半頃。屋久島へのJAC便まで3時間弱の空き時間がある。当初レンタカーを借りて、桜島をとんぼ返りするつもりだったが、どうも3時間程度では厳しいということで断念。

とりあえずすることもないので、空港周辺をぶらぶらすることにした。

西郷公園の西郷隆盛の石像
西郷公園の西郷さん。結構、恐い顔をしています

西郷公園は、空港の目の前、歩いて10分くらいのところ。写真のように大きな西郷さんの石像があるが、結構、恐い顔をした西郷さんである。^^;

西郷公園の入口。「入場無料」の看板が出ている
入場無料。その他これといって特に見るものもないので、早々に引き上げ

西郷公園では、あまり時間がつぶせなかったので、次なる目標は「バレルバレープラハ&ゲン」というチェコのレストランや焼酎工場がいっしょになったテーマパーク。実際、行ってみると、これがテーマパーク?という規模だが、屋久島への飛行機出発にはまだまだ時間があるので、とりあえず見学。

焼酎の展示コーナー
こちらは焼酎の展示
焼酎工場の設備
こちらは、焼酎工場
レストラン「リトル・プラハ」の入口
本格チェコ料理レストラン『リトル・プラハ』

お昼には少々時間はあったが、空港で食べるのもイマイチだったので、本格チェコ料理レストラン『リトル・プラハ』というところで昼食。まだお昼時には早かったので、店内はガラガラ^^;

洋風黒豚のしょうが焼き丼
鹿児島ということで、洋風黒豚のしょうが焼き丼。なかなかおいしかったです

選んだメニューは、鹿児島ということで、洋風黒豚のしょうが焼き丼。これがなかなかおいしかったです。満足、満足。^^

ご飯を食べていると、夕立のような激しい雨。食べ終わっても一向にやむ気配なし。空港まで歩くには少しあるので、タクシーを呼ぼうとしたところ、送迎バスがあるということで、空港まで送ってもらいました。送迎バスの運転手さん曰く、ここ数日は不安定な天気が続いているとのこと。明日の縄文杉ツアーの天気が気になるところ。。。それ以前に、伊丹空港のカウンターで言われた嫌な言葉が頭に蘇ってきた。このまま飛行機飛ばないとどうなるの?

鹿児島空港から屋久島空港へ|プロペラ機で30分

雨で水がたまった鹿児島空港の滑走路とプロペラ機
出発直前の鹿児島空港。滑走路にかなり水がたまっています

夕立のような激しい雨は、夕立のように突然やみました。出発直前の鹿児島空港の様子です。かなり滑走路に水がたまっていますし、空模様も夕方のように暗いどんよりとしたものでした。

飛ぶかどうか不安でしたが、特に遅れることもなく離陸。一路、屋久島へ。プロペラ機での30分ほどの空の旅。途中、飛行機の窓からは、桜島は見えなかったですが、開聞岳と池田湖が見えました。

屋久島空港に駐機したプロペラ機と、どんよりした空
屋久島に到着。山のほうはやっぱり怪しげな天気

いやぁ~、ついに屋久島空港へ無事到着しました。心配していた天気も屋久島まで来ると嘘の様。山のほうはご覧のようにやっぱりどんよりとした怪しげな天気ですが、空港は日が差すほどの好天気!さすがやりますね、晴れ男!(あ、私のことです。^^;)

「YAKUSHIMA」と書かれた屋久島空港のターミナル
屋久島空港のターミナル

まぁ屋久島は1年のうちに300日(?)は、雨が降ると言われているらしいので、これでも上々の天気なのかもしれない。さっそく予約してあったレンタカーを借りて、屋久島観光へ出発!楽しみ、楽しみ。

志戸子ガジュマル園|屋久島空港からレンタカーで最初に寄った、ガジュマル分布の北限

「志戸子ガジュマル公園」と書かれた木の門
屋久島空港から最初に向かったのがここ

屋久島空港から、レンタカーで最初に向かったところが、ここ、志戸子のガジュマル園。志戸子は「しとこ」と読みます。ま、そのままですけど^^;

空港からは、島を反時計回りに進みます。途中、屋久島では大きな町の一つである宮之浦を越えればすぐです。

志戸子ガジュマル公園の園内マップの看板
園内マップ。10分コースと15分コースがあります

ガジュマルという木は、亜熱帯が原産でイチジクの仲間らしく、この屋久島が分布の北限なのだそうだ。(宮崎でも結構見たような気がするが。。。)

この志戸子のガジュマル園では、園の説明によると、樹高約15mにもなるガジュマルをはじめとして、ハマビワ・モクタチバナ等の樹木があり、これらにフウトウカズラ・サクラランといった植物が絡んでいるそうだ。まさにうっそうとした森になっていた。

一通り園内を一周するのには15分もあれば十分である。

枝を広げた大きなガジュマルの木
樹高15mにもなるガジュマル
気根が複雑に絡み合ったガジュマルの根元
ガジュマルとアコウが複雑に入り組んでいます
垂れ下がる気根
うっそうとした森が続きます
太い幹と気根
園内の様子

志戸子ガジュマル園の園内の写真です。大体どんな雰囲気かおわかりいただけるかもしれません。コースにそって、ガジュマルとアコウが複雑に入り組んだ鬱蒼とした森が続いています。

🔴 いま調べたら|2026年4月から入園料が無料になりました

  • 正式には「志戸子ガジュマル公園」(屋久島町)
  • 開園時間 8:30〜17:00
  • 入園料は大人240円・小中高生120円でしたが、2026年(令和8年)4月から無料になりました
  • 遊歩道は整備されていて、10〜15分で一周できます(ここは18年前と同じでした)

布引の滝|落差20m、水量が少ない時期は枯れる

「布引の滝公園案内板」の看板
滝の前が駐車場と公園になっています

2番目に訪れたのが、屋久島の北側、一湊地区にある「布引の滝」落差は20mということであまり大きくはない。ガジュマル園から、車ですぐのところ。滝の前が駐車場と公園になっている。駐車場に車を停めていざ滝見物!

山あいに細く落ちる布引の滝
この日は水量が少なめでした
滝の周りの緑
滝のまわり

水量が少ない時期は枯れることもあるそうだ。今回もあまり水量はなかったが、雨の直後は、まさに名前が示すように岩を這うように水が落ちるそうだ。

永田いなか浜と屋久島うみがめ館|アカウミガメが北太平洋で最も多く上陸する浜

「霧島屋久国立公園 永田いなか浜」の案内看板
ウミガメが産卵に上陸する浜です

さて次に訪れたのが、海ガメが産卵のために上陸することで有名な「永田いなか浜」。屋久島の北西部にある海岸。布引の滝からは車で20分くらいか。海水浴もできるので、海岸には海水浴を楽しむ人々も。ただ都会の海水浴場のような混雑感は全くなく、白い砂浜が大変きれいな海岸でした。

ウミガメをかたどった石碑
浜にある石碑

海ガメの産卵時期は5月~7月頃とのこと。「永田ウミガメ連絡会」というところが、見学会を実施しており、海ガメの生態の勉強会やタイミングよく産卵に遭遇できた場合は、産卵を見学することができる。この時期に屋久島へ行かれる方は参加されてはいかがでしょうか。

白い砂浜と、遠くに浮かぶ島影
永田いなか浜。遠くに見えるのは、硫黄島?
入り江と砂浜
永田いなか浜の海岸風景

永田いなか浜の海岸風景です。遠くに見えるのは、硫黄島?

「うみがめ館」の案内看板。開館時間と入館料が書かれている
うみがめ館の看板。AM9:00〜PM5:00、休館日は火曜日
「うみがめ館」の木の看板
この日は火曜日で、休館日でした

この屋久島うみがめ館は、永田いなか浜から道路をへだてた向かいにある。うみがめの生態を研究しかつ絶滅の危機から救うためのボランティア活動のためのNPO法人ということである。残念ながら、毎週火曜日は休館日ということで、その日はクローズだった。調べたところによると、うみがめ館の中には、うみがめに関する書籍をはじめ、日々の調査活動を記録したデータや使用したグッズ等が見れるようになっている。

ウミガメの種類は全世界で8種類、そのうち屋久島では、アカウミガメとアオウミガメの2種類が上陸するそうで、アカウミガメについては、北太平洋で最も多く上陸する島で、アオウミガメについては、日本の上陸北限地になっているのだそうだ。

実のところ、ウミガメというのは、その生態というものがいまだによくわかっていないそうなんです。屋久島うみがめ館では、今よりも優れたウミガメの保護対策や周辺環境を考えたり、学術的な理由から、様々な基礎データを日々集めているそうです。

🔴 この話には、続きがあります。このあと翌2009年に、もう一度屋久島へ行きました。そのときにうみがめ館へ寄り直したら、今度は開いていて、小さいウミガメがたくさんいました。

3日目の記事:翌年もう一度行った話(宮之浦岳の縦走は台風で断念)

屋久島灯台|明治30年から立つ白い灯台と、車1台がやっとの細道

白い屋久島灯台を見上げたところ
明治30年(1897年)12月に初点灯した灯台

永田いなか浜を後にして西へ進むこと5kmほどのところにある白い灯台。最初に点灯されたのは明治30年(1897)の12月ということで見るからに古そうな灯台でなかなか趣のある灯台である。屋久島の北西端、永田岬の断崖の上に立っており、屋久島の中でも有数の展望スポットということである。眼前には口永良部島が浮かび、紺碧の海を水平線まで眺望できる。

「屋久島灯台」の碑と灯台
灯台の碑
「点灯百年」の碑
点灯百年の碑

🔴 メイン道路から灯台へ向かう道は、かなり細い道で、車1台が通るのがやっとの道。ところどころにある退避場所でないと、スムーズなすれ違いはできない。メイン道路からは結構な距離があり、観光スポットであることから割りと行き来する車の量も多いので、慎重な運転が必要。

灯台から見た海と水平線
灯台からの眺望。まさに絶景かな
海に突き出した岬と海岸線
遠くに浮かぶのは、口永良部島か

屋久島の西部林道|車で走れる世界遺産と、ヤクザル

木々に囲まれた西部林道の道路
車で走れる世界遺産登録地

屋久島の西側のルートは、車で走れる世界遺産登録地ということで楽しみにしていたところ。とは言え、4WDでしか通れないようなダート道ではなくちゃんと舗装された道である。道幅は結構狭くてS字カーブが続くので、余りスピードは出せない。ここはのんびりと回りの木々を楽しみながら走りましょう。

世界自然遺産登録地域に指定されているのは、上屋久町の永田から屋久町の栗生の区間

林道を走る対向車
道幅は狭く、すれ違いには気を使います

この屋久島の西部一帯は、日本最大の規模を誇る照葉樹林帯となっている。海岸線から屋久島の最高峰宮之浦岳まで連続する垂直方向の植生の移り変わりが高く評価されて、世界自然遺産に登録されたということです。

林道わきの岩と樹林
しばらく走っていると……

しばらく自然の林道走行を楽しんでいると、突如ヤクザルが登場。サルというと関西人の私は箕面のサルを思い浮かべるが、箕面のサルに比べると屋久島のサルはとっても気が弱いのだそうだ。

(2日目、3日目にお世話になったタクシーの運転手談。屋久島のサルは人間が威嚇すると顔を背けてそのうちどっかへ行ってしまうそうだ。)

林道が終わり、東シナ海が開けて見える
林道の終わり。右手に東シナ海が開けます

林道は、全長20km程度。林道が終わりに近づいてくると、右手の方に、東シナ海が見えてくる。しばらく薄暗い林道を走行していたので、急に眼前が明るく開けた印象である。林道が終わると、いよいよ次の観光ポイント、日本の滝100選にも入る「大川(オオコ)の滝」に到着する。

大川の滝(おおこのたき)|落差88m、日本の滝百選。滝つぼの間際まで行ける

「日本の滝百選 大川の滝 落差88m」と刻まれた石碑
落差88m。日本の滝100選

西部林道を抜けてすぐのところに屋久島最大の滝、大川(オオコ)の滝がある。ここも日本の滝100選に選ばれているということで楽しみにしていたところのひとつ。

「大川の滝」の石碑と案内図
霧島屋久国立公園の案内図

石碑(?)にあるように落差は88mもある。滝の上部から左右に大きく分かれて滝つぼへとダイナミックに流れ落ちる雄大な滝。駐車場から、少し歩くと滝壺の間際まで行くことができる。滝壺回りの石の上で滝の水しぶきを浴びながら昼寝をしている人が多数。実に気持ちがよかった。

岩肌を流れ落ちる大川の滝
もう何も言うことはありませんね
滝の全景
大川の滝
滝つぼと落ちる水
滝つぼの間際まで行けます
滝の説明が刻まれた石碑(日英併記)
滝の説明。英語も併記されています

🔴 滝の入口で、たんかんジュースを売っていた

思い出したことがあるので書き足します。大川の滝の入口で、たんかんジュースを売っていました。

たしか自転車だったと思います。大阪城のアイスクリーム売りのおじさん——あの感じです。滝を見て戻ってきたところで買って、その場で飲みました。

たんかんは屋久島の名物の柑橘です。この日の夕方に寄った屋久島フルーツガーデンのフルーツセットにも入っていました。暑い日に、滝を見たあとで飲む柑橘のジュースというのは、いま思い出しても、あの旅でいちばん贅沢な一杯だった気がします。

※ 屋久島産のたんかんジュースは通販でも買えます。あの自転車のおじさんのものかどうかは分かりませんが、味の見当はつくと思います。

屋久島フルーツガーデン|16:30までと知らずに飛び込んだ

「屋久島フルーツガーデン」の入口の看板
国道から細い道をかなり登ったところ

大川の滝を後にして、次に向かった先は、屋久島フルーツガーデンというところ。国道から細い道をかなり登ったところ。途中、これであってるのかなぁと思うほど細い道で少々不安になった。また大川の滝から来ると国道からの入り口がヘアピン状になっていて、一度通り過ぎてしまった。

到着した時間が遅く5時前であったためか、入り口にはロープがかかっていて閉館の雰囲気。あれ、ここもうみがめ館と同じでお休みと思いきや、何人かがぞろぞろと出てきたので、とりあえず中に入ってみることに。後でわかったんですが、営業時間は16:30まででした^^;

「果実庵 屋久島フルーツガーデン Fruit Hut」の木の看板
園内にある喫茶「果実庵」

園内に入ってみると普通に営業していた^^;夕方なのでそろそろ閉館の準備をしていたのかもしれない。園内には果実庵という喫茶店のような店がある。ここで500円を払うと、めずらしいフルーツセットを食べさせてくれる。

皿に盛られた数種類の南国フルーツ
左がマンゴー、星型のはスターフルーツ、真ん中はパイナップル、下がたんかん、右端がドラゴンフルーツ

上の写真は左がおなじみマンゴー、真ん中上は名前忘れましたが、切ると星型の果物、これすっぱかったぁ~。真ん中の真ん中は、パイナップル。真ん中の下は、屋久島の名物、たんかん。最後、右端がドラゴンフルーツである。

パンの上にジャムを乗せたもの
2種類のジャムをパンの上に乗せたもの
木造の店内
果実庵の店内

また、希望すれば園内一周を説明しながら案内してくれる。所要時間は15分程度。見たことの無いめずらしい植物がいっぱいあった。ここはぜひ案内してもらったほうがいい。

つる植物に咲く白い小さな花
見たことのない植物がいっぱいありました

平内海中温泉|海岸に湧く、干潮のときだけ入れる温泉

「平内海中温泉 入口」の案内板
案内板が目に入って、急きょ立ち寄りました

そろそろ日も暮れてきたので、時間を気にしつつ本日最後の大物観光ポイントである千尋の滝へ向かう途中、平内海中温泉の案内板が目に入った。屋久島へ来る前にガイドブックでチェックしていたので、あまり時間的に余裕はなかったが立ち寄ってみることに。(カメラの設定が動いてしまいモノトーンの世界になっちゃいました。)

この平内海中温泉は、ガイドブックにはよく書かれていることだが、海岸に自然に湧き出た温泉である。なので、潮が引く時間の前後2時間程度しか入ることはできないそうだ。たまたま立ち寄った時間は入浴可能な時間だったようで何人かが、大自然の中、真っ裸になって入浴していた。脱衣場もないので、男と言えどもちょっと抵抗あるなぁという感じである。

「温泉入浴心得」と書かれた木の案内板
入浴心得。「水着は着用しない」と書かれています
平内海中温泉の効能などを書いた木の看板
泉質と効能の看板

平内海中温泉の温泉諸元については、以下の通り。もうちょっと暗くなって、満天の星を眺めながら入浴できたら最高なんですけどね。ちょっと時間的に余裕がないので、千尋の滝へ向かうことにする。

泉質は、硫黄泉(低張性、アルカリ性、高温泉)で温泉の温度は46度程度

  • 一般的適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔病、冷え症、病後回復期、疲労回復
  • 泉質別適応症:慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病
  • 飲むことはできません。

(このデータは、「社団鹿児島県薬剤師会」分析資料 及び 鹿児島県屋久島保健所「温泉の成分禁忌症適応症」から抜粋させていただきました。)

🔴 いま調べたら|入浴のルールがはっきり書かれています

  • 入れるのは1日2回の干潮の前後、約2時間。時間は日によって変わるので、気象庁の潮位表か、平内集落の公式サイトで当日の干潮時刻を調べてから行くこと
  • 入浴料はこころざしで300円。箱に入れる方式です
  • 🔴 水着・水着用アンダーを着けての入浴は禁止。タオルや湯浴み着、パレオなどで隠すようにお願いされています
  • とても滑りやすいので注意。怪我は自己責任、と明記されています

🔴 女性が入るなら、ここが分かれ目です。脱衣場はなく、混浴で、水着は使えません。つまりタオルか湯浴み着を自分で持っていく必要があります。これを知らずに行くと、私たちのように「見るだけ」で終わります——もっとも私たちは時間がなかっただけですが。

千尋の滝(せんぴろのたき)|そして見つけられなかったトローキの滝

かなり日も暮れてきた。1日しかレンタカーを借りていないので、営業時間が終わる19時までに返却しなくてはいけない。残る見学ポイントは、千尋の滝。先の大川の滝に続いて、屋久島では名物の滝。

実は、千尋の滝の前に、トローキの滝も訪問する予定だった。鯛ノ川というバス停からすぐということで、バス停前のレストラン駐車場に車を停めていざ見学。ちゃんと案内板もあって、それっぽい小道もあるのだが、滝がどこにあるかさっぱりわからない。落差6mということで見逃したのかもしれないが、時間が気になり断念。今回の旅行で最大の汚点である^^;

夕方の空にかかった虹
バス停前の駐車場で虹が見えたので撮影

写真は、バス停前レストランの駐車場で虹が見えたので撮影。(なんだか暗くて夕立前の空みたいですね。)

「千尋滝」と刻まれた石碑
千尋の滝は「せんぴろのたき」と読みます

1日目最後のスポットである千尋の滝に到着。ちなみに千尋の滝は、「せんぴろのたき」と読むそうである。

一枚岩の谷を落ちる千尋の滝
花崗岩の山肌が露出した、一種異様な光景

ご覧のように、花崗岩(?)の山肌が露出して、一種異様な光景。滝そのものは大川の滝に比べて落差は劣るものの、展望台から奥のほうへ向かって雄大な眺めである。

ちなみに、千尋の滝という名前のついた滝は、この屋久島以外にも少なくとも2つはあるようだ。一つは我が地元の奈良、上北山村に、もう一つは大台ケ原ということである。両方とも家から割りと近いので機会があれば行ってみたい。(最近、滝マニアになりつつある。)

また千尋の「尋」は、手を広げた時の長さという意味があるらしく、千尋とは、手を広げた長さの千倍ということである。実際には、いずれの滝もそんなに滝幅はないようであるが、まぁ、大きな滝を表現する時の形容なのであろう。

屋久島グリーンホテル|縄文杉のレインウェアは現地で借りられる

予定の観光スポットをすべて回り終えると時刻は午後6時過ぎ。まぁよく回ったほうである。

最後に明日の縄文杉ツアーの準備でレインウェアをレンタルすることに。レインウェアは、出発前に買うか借りるか随分悩んだ。本格的なものを買うと結構高いし、そう度々登山をするほうでもないし、ゴルフのレインウェアでもいいかなと思ったり。随分悩んだあげく、ホテルの目の前に、レンタル店があるということで、ここで借りることに決定した。レンタル料は1日1,000円。ものはダンロップのレインウェア。そんなに高級品ではないが、とりあえずには十分。

レンタル店の店内。レインウェアと登山靴が並んでいる
ホテルの目の前のレンタル店。レインウェアも登山靴も借りられます

ちなみにここのレンタル店は、本来はレンタカー屋さん。店に行ってみると、ウェアのレンタルは、プレハブの小屋みたいなところでちょっとびっくり。^^;レンタカー屋さんということで3日目のレンタカーの空きを尋ねてみたが、全くないとの返事。(即答でした^^;)

客室の窓から見える海と夕日
障子を開けるとオーシャンビュー

レンタカーを返却。ようやく一泊目のホテルである屋久島グリーンホテルへ到着!本日も初日から中々ハードであったが、明日はいよいよ縄文杉ツアー。朝5時10分にホテル出発ということでさらにハードなスケジュール。今晩はゆっくりと休んで明日に備えないと。

この屋久島のグリーンホテル。国道沿いの玄関のほうから見ると、低い建物の感じがして、あまりホテルという感じはしない。平成18年にリニューアルしたということで、館内は割りときれいな印象である。今回のお部屋は和室ということでまぁ普通の部屋だったが、障子を開けるとオーシャンビューがすばらしかった。

ホテルの岩盤浴の部屋
宿泊客は半額の840円。タオルとミネラルウォーター付きで70分

またこのホテルの特徴として、岩盤浴の設備があること。宿泊客の場合、通常料金の半額である840円で入浴できるということで、明日に備えて本日の疲れを癒すために入ってみることにした。大小のタオルとミネラルウォーター付で70分と都会に比べてかなりお得?夜10時からということもあり、他には誰もおらずにくつろぐことができた。

夕食|アサヒガニ、屋久シカ、トビウオ

縦長のアサヒガニ
いきなりの登場はアサヒガニ。カニというよりエビに近い

さて屋久島グリーンホテルでの夕食のご紹介。屋久島と言うことで海の幸に期待である。いきなりの登場はアサヒガニ。ご覧のように縦長のカニと言うよりエビに近いかも。ここ屋久島や種子島の名物ということ。味はいいと言われているが、今回食したものは、旬でないのかものが悪いのか、パサパサであまり美味しいとは思わなかった。味もカニというよりは、やっぱエビって感じ。

ちなみにアサヒガニは、屋久島でしか食べられないものではありません。高知や愛媛などでも獲れる蟹で、通販でも買えます。あのときはパサパサでしたが、旬のものを食べればまた印象が違ったのかもしれません。いま思うと、それが心残りです。

刺身の盛り合わせ
イカにタイにハマチ?新鮮でおいしかったです
湯豆腐とゴーヤチャンプル
湯豆腐とゴーヤチャンプル

こちらは割りと一般的なお刺身。イカにタイにハマチ?お味は新鮮でおいしかったです。新鮮なお魚に冷えたビール、うーーん最高ですねぇ。^^ 右はちょっとピンボケですが、湯豆腐とゴーヤチャンプル。

屋久シカの刺身
屋久シカの刺身。馬刺しのようなお味

まずは、屋久シカの刺身。昼間に西部林道で見かけた屋久シカの残像が蘇ります。かわいそう~と思いつつ、実食!やっぱり何となく馬刺しのようなお味。ちょっと臭いがきつめです。すったしょうがが添えてあるので、それを肉で包むようにして食べました。癖が強いので(動物臭が強い)ダメな人にはダメでしょうが、私はまずまずおいしくいただけました。

トビウオの天ぷらとさつま揚げ
トビウオの天ぷらとさつま揚げ。肉が厚くて歯ごたえがあります

こちらは、これまた屋久島名物の一つである、トビウオの天ぷらとさつま揚げ。トビウオの肉は、かなり肉厚で歯ごたえがあって、びっくりしました。さつま揚げもとっても美味しかったです。(これまたピンボケですみません。)

ご飯と汁物、漬物の締めのセット
締めのご飯セット。漬物をお茶漬けにしていただきました

右は、締めのご飯セット。漬物がたまりませんねぇ~。お茶漬けにしてサラサラといただきました。

🔴 いま調べたら|屋久島グリーンホテルは、いまも安房にあります

当時泊まった屋久島グリーンホテルは、いまも安房で営業していました。縄文杉の登山口(荒川登山口)に近いのは、この安房のあたりです。翌朝5時10分に出られたのは、宿がここだったからでした。

屋久島グリーンホテル

縄文杉の登山口(荒川登山口)に近い安房のホテル。前日に頼めば朝食を弁当に替えてもらえます。岩盤浴あり。

📍 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房788-110地図

屋久島グリーンホテル<屋久島>

太古への想いとともに

屋久島グリーンホテル<屋久島> の外観屋久島グリーンホテル<屋久島> の客室
  • 最安 8,250円
  • 評価 4.43(96件)
  • 最寄 屋久島空港
  • サービス4.49
  • 立地4.39
  • 部屋4.29
  • 設備4.25
  • 風呂4.27
  • 食事3.90

屋久島空港よりお車にて約10分

屋久島グリーンホテル<屋久島> の地図

Supported by 楽天ウェブサービス(料金・空室情報は楽天トラベル提供。変更される場合があります)

屋久島をレンタカーで回るときに、知っておくとよかったこと(空港・宮之浦・安房)

  • お盆の屋久島は、宿もレンタカーも取れません。連泊できず、宿を2軒に分けることになりました
  • レンタカーは1日だけでも意味がある。1日で島を1周して、2日目はツアー、3日目はタクシー。この組み方は正解でした
  • 🔴 島を1周するなら、施設の閉まる時間から逆算する。うみがめ館は火曜休館、フルーツガーデンは16:30まで。私たちはどちらも外しました
  • 屋久島灯台へ向かう道は、車1台がやっとの細道。行き来する車も多いので、慎重に
  • 西部林道は舗装されている。4WDでなくても走れますが、S字が続くのでスピードは出せません
  • 雨具は現地でも借りられる。私は宿の前のレンタル店で1日1,000円でした
  • 🔴 翌日が縄文杉なら、前夜は安房付近に泊まる。登山口までが近く、出発が遅くて済みます

2日目は、いよいよ縄文杉です。朝5時10分にホテルを出て、帰りは18時。所要13時間の本格的なトレッキングでした。

そして正直に書きますが、私は一緒に登った人たちの中で、最後尾をついていくのがやっとでした。当時51歳です。「体力に自信がない人が縄文杉に行けるのか」——その話は、2日目の記事に書きます。

2日目:縄文杉は何歳まで登れるか|51歳で最後尾だった記録

屋久島3日目:白谷雲水峡ともののけ姫の森|縄文杉の翌日でも歩けたか

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